診療機器身体機能改善設備

InBody770導入のご案内

あなたの身体の“今”を、より正確に。

InBodyとは?

InBody(インボディ)は、体内の「水分・筋肉・脂肪」などの成分を、非侵襲・短時間で測定できる体成分分析装置です。体重やBMIだけではわからない体の中のバランスや状態を“見える化”することができます。

その中でもInBody770は、体水分の詳細分析なども可能なハイグレードモデルで、より専門的な評価に対応しています。

一般的な体組成計との違い 

 〜推定ではなく“測定”〜

多くの家庭用体組成計は、測定時に入力する年齢・性別・身長などから統計的なデータを利用して、推定値として体脂肪率や筋肉量を算出しています。

これに対してInBody 770は、多周波数インピーダンス法(マルチ周波数BIA)と部位別(セグメント別)測定を組み合わせ、各部位の電気抵抗を直接測定することで“実測値”として体成分を評価します。

InBody 770にできること

  • 正確な体組成分析:体重だけでなく筋肉量や体脂肪率、内臓脂肪レベルなどを精密に測定
  • 疾患リスク評価:サルコペニア(筋肉減少症)や肥満などの健康リスクを早期発見
  • 栄養状態の評価 :細胞内水分量や細胞外水分量の測定による栄養状態の評価
  • リハビリテーション効果の定量化:治療やリハビリ効果を数値で可視化
  • 骨ミネラル量の測定:骨の健康状態を把握し、骨粗鬆症のリスク評価に活用
  • セグメント別分析:腕・脚・体幹部別の筋肉量やその左右差、脂肪分布を詳細に分析
  • 体水分バランスの評価:浮腫(むくみ)の客観的評価や水分管理

骨粗鬆症の患者さんの場合

骨ミネラル量の評価
骨密度の変化を継続的にモニタリングできます

筋肉量の評価
骨粗鬆症と深い関連のあるサルコペニア(筋肉減少症)の早期発見が可能

バランス能力の間接評価
左右の筋肉バランスから転倒リスクの評価に役立ちます

治療効果の可視化
薬物療法やリハビリの効果を客観的に数値化し、経過観察に活用

骨格筋指数(SMI)の算出
サルコペニアの診断基準となる数値を正確に測定

骨の健康を守るには、筋肉やバランスの状態をあわせて確認することが大切です。InBody 770を使用することでより根拠のある治療を進めていくことができます。

アスリートや栄養サポートが必要な患者さんの場合

位相角(Phase Angle)の測定
細胞の健康状態や栄養状態を反映する指標を評価

細胞内/細胞外水分量の区別
浮腫(むくみ)の程度や脱水リスクを客観的に評価

筋肉量の変化
栄養療法の効果を筋肉量の変化として確認可能。左右での筋肉量の比較もできますので怪我の予防にも繋がります

基礎代謝量の算出
適切なエネルギー摂取量の設定に役立ちます

体タンパク質量の評価
タンパク質栄養状態を詳細に評価し、低栄養の早期発見が可能

内臓脂肪レベルの評価
メタボリックシンドロームや生活習慣病のリスク評価

InBody 770は、見た目だけではわからない体の内側の状態を把握し、より適切な栄養管理や身体ケアに役立ちます。

当クリニックでは、InBody770による体組成測定を通じて、あなたの体の状態をより正確に把握し、最適な治療や予防につなげます。測定をご希望の方は、受付またはスタッフにお知らせください。